Google Cloud Platformに申し込む
Imagen 3やImagen 4を試すためのColabノートブックを作成しました。現在、Google AI StudioではImagen 3を無料で利用できますが、時折おかしな画像が生成されることがあります。これはGeminiでも同様の現象です。
なぜこのような問題が起きるのでしょうか・・・この原因も調べたいですしGoogleのAPIを他にも試したいという思いもあり、Google Cloudを申し込みました。今なら90日間有効な$300のクレジットが付与されます。検証結果や生成されたおかしな画像については、改めて記事にしようと思います。

Cloud Computing Services | Google Cloud
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Vertex AI Media Studio
GCP Vertex AIにはMedia Studioがあるのですが入力引数は少ないですね。

今回作成したデモノートブックは、もともと「Do It Yourself Imagen 3 – Vertex AI」として公開されているものに少し手を加えただけでが解説などのテキストの日本語化、API説明書なども日本語で転載しています。
Colab ノートブックデモ

Google Colab
Google AI StudioやGeminiでは指定できない引数(制限変更やSEEDなど)も、ノートブックでAPIを使えば問題なく渡せます。

APIの解説・注意事項も公式ドキュメントでも情報が散っているので名前の通りノートブックに詰め込んでおくと見返すときにちょっと便利です。

GCPでサービスアカウントを作成
- GCPアカウントをお持ちでない場合は、アカウントを作成
- Google Cloud Console にアクセスし、プロジェクトを選択。
- 左上のメニュー → 「IAMと管理」→「サービスアカウント」
- 「サービスアカウントを作成」:
- 名前:任意(例:colab-accessor)
- 説明:任意
- 「作成して続行」をクリック。
- 「このサービスアカウントにプロジェクトへのアクセスを許可します」でロールを追加:
- 例:Cloud Storage を使用する場合 →
Storage Admin
- 例:Cloud Storage を使用する場合 →
- 必要に応じて複数ロールを追加可能。
- サービスアカウント一覧 → 対象アカウントの「︙」→「鍵を管理」
- 「鍵を追加」→「新しい鍵を作成」→ JSON 形式で作成
xxxxx.json
ファイルがダウンロードされる- ご自身の
PROJECT_ID
を控えておいてください。
Colab シークレットの設定
- このサンプルでは下記をシークレットから読み取るように実装しています。事前に設定してください。
- GCP_PROJECT_ID : Project ID
- GCP_SA_KEY : サービスアカウントキー
- サービスアカウントキーにはVertex AIのユーザー権限が必要です。

- サービスアカウントキーは管理画面よりダウンロードしたJsonファイルの中身をコピーして値に張り付けてください。

Google Cloud Platform(GCP)のサービスアカウントキーなどを取得する点の敷居は少し高いのですが、手続き、設定含めて不明点はGeminiに聞けば教えてくれるので以前よりずっと使いやすくなりました。
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